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シリーズ作品

  • 605円/550pts
    『藤村』に、ある田舎ホテルから助っ人の依頼が舞いこみ、伊橋と東がでかけることになった。そのホテルに着いた伊橋は、料理の献立を見てビックリする。刺身、ステーキ、酢豚など、和洋中ごちゃまぜだったのだ。「バラエティーに富んでいるほうが客受けがいいから」というのがその理由なのだが、伊橋はどうも気にくわなくて…。
  • 605円/550pts
    伊橋のもとに、京都の料亭「花家」に勤める清から電話がかかってくる。なにやら切羽詰まった様子で、「花家」を辞めることになるかもしれない、相談したいことがあると言う。追い回し時代、一緒に修業をしたこともある清の言葉に、伊橋はすぐ京都へ向かう。相談というのは、清の母親が一人でやっている田舎の食堂のことで…。
  • 605円/550pts
    回転寿司が大流行のこの頃、でも伊橋は「あんなものは寿司屋じゃない」と言ってはばからない。そんなある日、『藤村』に天プラばかりを注文し、何を話し掛けても「放っておいてくれ」という客が現れる。そのお客に文句を言う伊橋を、親父さんは食事に誘う。でも親父さんが伊橋を連れて行ったのは、回転寿司屋だった。その目的は…。
  • 605円/550pts
    暮れも押し迫り、忘年会シーズンで『藤村』も大忙し。そんなある日、近くの高校の教師達が『藤村』を訪れた。「生徒の学力だけを判断基準にせず、個性の尊重を大切にした教育をしよう」と熱弁をふるう教頭先生の言葉に感動する伊橋。しかし、その教頭先生に杉板焼きスダチ添えを出すと、「焼魚にはカボスが一番だ」と文句を付け始めた。
  • 605円/550pts
    伊橋は、将来を嘱望される若手料理人の会「研鑽会」で冬瓜料理をつくることになった。しかし本番前の予行演習で、大料亭の息子の立原らに仕組まれ、冬瓜料理に失敗してしまう。腹を立てた伊橋は、なんとか本番では立原に勝とうと練習を重ねる。伊橋の冬瓜料理を、料理界の大御所・小林正之助先生はどう批評するのか…。
  • 605円/550pts
    今日も『藤村』に、常連の社長と円鶴師匠が来ていた。しかし、ここ二ヶ月前からこの二人以上に『藤村』へ毎日のように通ってくる客がいた。しかも、若い女性。でも、特別酒が好きなようなようにも見えない。その女性がなぜ『藤村』に通ってくるのか気になる伊橋。どうやら、彼女は誰もいないマンションへ帰るのが寂しいようなのだ。
  • 605円/550pts
    『藤村』と同名の料亭が東京・四谷にできた。店にとって同じ名をつけられるのも、あまり好ましい事ではないが、問題なのはこの店が本家『藤村』の評判を借りて商売に利用しているらしいということだった。ある日、伊橋は書店で偽『藤村』が掲載されている記事を見付けた。その説明には堂ーと新宿『藤村』の姉妹店と紹介されていた。
  • 605円/550pts
    全国の競馬ファンが注目するビッグレース・日本ダービー。その前夜、『藤村』に常連客の「社長」が桜肉を持って現われた。明日のダービーに勝つために縁起を担いで、みんなで桜肉を食べようというのだ。ところが、ボンさんだけが箸をつけようとしない。実は、ボンさんには桜肉にまつわる悲しい思い出があったのだ。
  • 605円/550pts
    小つるの兄弟子にあたる鶴吉が、師匠の円鶴から突然「(今後一年間)都内で落語を語るこたァ、一切許さねぇ!!」という「一年間の江戸払い」の宣告を受けてから一年。今日の高座がうまくいかなかったら、また「江戸払い」になってしまうのかもしれないと伊橋に相談する小つるは、兄弟子の鶴吉が心配でならない様子。
  • 605円/550pts
    『藤村』に新しく入った京子。仲居見習いとして、ベテランの仲居・岩田の指導のもと働いている京子だが、慣れないためか失敗も多い。下足番をしているときには特に失敗が多く、帰りの客の靴を岩田のように、間違えずに素早く出すことができない。自信を失いかけ、下足番なんて絶対にイヤ!と、グチをこぼされた伊橋は、自分の京都「登美幸」での経験を話して聞かせる。
  • 605円/550pts
    「煮物の味付けがおかしい。薄すぎる」と、ある客からクレームが来る。そんなハズはないと興奮気味の伊橋に、熊野はもう少し濃い目の味付けにしろ、と命ずる。『藤村』の味を守らなければいけないのでは、と不満気な伊橋に、熊野は「『藤村』の味を守ることは大事だが、少し譲歩すればすむことだったら、時には客の側に立つことも大事だ」と諭す。
  • 605円/550pts
    12億円もの契約がかかった大事な接待の場所に『藤村』が選ばれた。接待の相手は、経営の神様と言われた大谷電機の元・社長の大谷総一郎。大谷はどんな料亭で接待されても必ずカツ丼を注文するのだという。この情報を得た熊野は、煮方の伊橋にカツ丼作りを任せる。責任の重大さを感じた伊橋は、昔『藤村』の立板だったが、現在は定食屋を開いている横川にカツ丼作りのコツを教わりに行くのだが…。
  • 605円/550pts
    『藤村』の常連である「社長」は、今日のデザートが葛切と聞いて「実は…」と話し始めた。「社長」はさる女性社長とお茶を飲んで話すうちに、その言葉遣い、立ち居振る舞い、奥ゆかしさにすっかり魅了されてしまったと語る。その時のお茶受けに出されていたのが葛切だったという。この優雅な女性に対して、家の茶の間に寝そべって大判焼きを食べていた女房のガサツさを見て…。
  • 605円/550pts
    高校のクラス会に出席した伊橋には、気になることがあった。それは、東大から大蔵省に入ったエリート・コースを歩いている、クラスの出世頭の平井の元気がなかったことだ。高校時代に仲が良かっただけに心配な伊橋は、美味しいものでも食べて元気を出してもらおうと『藤村』に招待する。エリート・平井の悩みとは…。
  • 605円/550pts
    体力の衰えを理由に、引退を決意した銀座「柳亭」の花板・田辺。引退にあたって田辺は、自分の後釜に弟弟子の熊野を考えているらしい。銀座「柳亭」といえば、数ある名料亭の中でも一流中の一流として知られるところ。田辺の跡を継いで、その花板に誰がなるのかと料理界全体が注目していた。当然、京都で修業中の伊橋の耳にもこの噂が入ってきた。熊野を慕っている伊橋は、その去就が心配でたまらない。
  • 605円/550pts
    京都の大金持ちで世捨て人のような生活を送る、宗重老と知り合いになった伊橋。不思議な魅力を持つこの老人に伊橋は、自分が働く「登美幸」に一度来てくださいと誘った。少ー偏屈なところがある宗重老は、行ってもいいが不味かったら金は払わんぞと言う。そして数日後、約束通りに宗重老が「登美幸」に現われるが…。
  • 605円/550pts
    師走のある日、「登美幸」で毎年恒例の煤払いの日がやって来た。全従業員が一日がかりで大掃除をする一年を締めくくる大切な日でもある。その大切な日に寝坊した伊橋は、早速女将から大目玉を食う。しかい、掃除の心構えを女将に教えられ、伊橋は張り切って掃除に取り組んでいた。その矢先、「登美幸」でも一番価値のある襖を、伊橋と一緒に運んでいた藤田が落として襖絵を破ってしまった。
  • 605円/550pts
    香里とのデートで入った寿司屋で不愉快な思いをした伊橋。その翌日、伊橋が「寿司職人は板前と比べると一段下だっていうけど、まったくだね」などと言っているのを聞いた熊野は、伊橋を銀座のある寿司屋に連れて行く。その店に一歩足を踏み入れた瞬間、伊橋は昨日不愉快な思いをした寿司屋とはまったく違う「何か」を感じる。
  • 605円/550pts
    熊野の一人娘・エミには、今結婚を考えている相手がいる。しかし、熊野はその相手にどうしても会ってくれない。何とか父親を説得して欲しいと相談された伊橋だが名案が浮かばない。相談を受けた数日後、伊橋は『藤村』の常連・円鶴師匠に「嫁菜飯」を出したところ、他のに変えてくれと言われる。師匠は、「嫁菜」という名が辛い思い出を呼び起こすからだと話し始める。
  • 605円/550pts
    『藤村』の社員旅行で出会ったのが縁となり、今は熊野の口利きで東京のレストランに入って修業しているコック志望の青年・孝夫。その孝夫から伊橋は、故郷へ帰ろうかと思っていると打ち明けられた。理由は、新潟で一人で暮らしているバアちゃんが軽い脳溢血で倒れたのが心配なためだという。これを聞いた伊橋は「それでは、逆にバアちゃんを東京に呼べばいいのではないか」と提案するが…。
  • 605円/550pts
    茅ケ崎にある兄の家に向かう電車の中で伊橋は、昔のサーフィン仲間・田村に出会う。これから後輩達にサーフィンを教えにいくところだという田村達に、伊橋は兄の家で夕食を振るまう約束して別れる。その夕食の用意をしていた伊橋の元に、田村が飛び込んで来た。サーフィンを教えていた後輩の女の子が沖に流されて、行方不明になってしまったというのだ。
  • 605円/550pts
    『藤村』の馴染みの客・松田が、味噌汁を三杯もお替わりした。塩分の取り過ぎだと心配する坂巻に、松田は「家では飲めないもんだから…」と言う。というのも、松田は結婚前に相手から「結婚しても仕事を続けたいので、料理にはあまり手をかけられない」と言われたのを承諾して結婚したからだ。今更、妻に朝食に味噌汁が飲みたいと言えないでいる松田に、伊橋が悪知恵をつけるのだが…。
  • 605円/550pts
    鬼怒川温泉のホテル「酔心館」は老舗だが、現在は板前の質が悪く、宿の評判は悪くなるばかり。とうとう、その女将が友人である『藤村』の女将に助けを求めてきた。そこで、伊橋がその助人として選ばれ、その板場に入る。想像以上にひどい板場の状態を目のあたりにして、伊橋は頭を抱えてしまう。そして、板前達がいっせいに辞めてしまう非常事態が発生する。
  • 605円/550pts
    今年も蟹の美味しい季節となり、『藤村』の板場にも日本各地で獲れた立派な蟹が届けられた。伊橋達が下拵えで忙しく働くなか、その中の蟹が一匹がなくなった。板場を見渡してみると、いつの間にかに入ってきた野良猫がくわえているではないか! すぐに猫を追い払ったが、その後も『藤村』の被害は続いた。そこで、伊橋はその“独眼龍"と呼ばれるタチの悪い猫を退治しようとするのだが…。
  • 605円/550pts
    伊橋がよく行くヤキトリの屋台が、ここしばらく店を出していないようだ。屋台のオヤジさんが三十年かけて作り上げたタレが入ったカメを、酔っ払って暴れた客に割られてしまったからだ。心配になった伊橋は、谷沢と共にそのオヤジさんの住むアパートを調べ訪ねる。しかし、もうタレを作る気力はないと言う。なんとかオヤジさんをやる気にさせたい伊橋は…。
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