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シリーズ作品

  • 605円/550pts
    大物政治家を告発するために、捜査のツメにホノルルにやってきた森脇検事。だが、異国での捜査権は自分にはない。滞在日数も限られてきて、アセる森脇は、自ら捜査を開始するが…(第1話)。▼自分を人生の勝利者だと思う三崎は、外交官。発展途上国での任期が無事に終わることを願っているだけの毎日だ。だが、ある日、大学の同級生だった根岸を見かける。人生の落伍者だと思っていた根岸は、コ-ディネ-タ-としてこの地で活躍をしているのだった(第2話)。▼同級生の江田から10年ぶりに連絡を受けた水沢は、懐かしいひとときを彼と過ごす。そして別れ際、江田は、自分が何故エリ-トサラリ-マンから、今のように落ちぶれた生活をする男になってしまったのかを語ろうとするのだったが…(第4話)。
  • 605円/550pts
    仕事にかまけて家族を捨てた男・刈屋。彼は今、孫ほども年の離れた、しかも自分と血がつながらない娘を育てている。まるで、本当の娘との生活をやり直そうとしているかのように(第1話)。▼海外赴任から五年ぶりに日本に帰ってきた平原。だが、会社も、家族も、彼の恩師の墓までも、すべてが彼を取り残して変わってしまっていた(第2話)。▼幼い日のとある土曜日、線香花火を手にしたまま、母は正常ではなくなり、子供の世界へと旅だっていった。その記憶が、梨子に、岡部からのプロポ-ズの返事を躊躇させている。彼女は結婚に対する不安がどうしてもぬぐえないのだが…(第7話)。
  • 605円/550pts
    刑事の片田は、殺人事件の容疑者として、元・オリンピック選手の天野ゆりかを追い、故郷の佐渡までやってきた。そこで彼は、ゆりかの祖母のところに何度も出向き、話を聞き続けるが、祖母はいつも400年前の武将の話をするばかりなのだった…(第1話)。▼証券会社に勤めていた17歳の時に、貿易会社社長の近江にスカウトされた西田。近江に憧れていた彼は、近江のようになるべく研鑽をつみ、今、近江の後をついで社長業をこなしている。だが、何故自分は、社長に見初められたのか、あの頃の近江と同じ年齢となり、西田は疑問をおぼえるのだった(第2話)。▼幼い頃、母は週に一度、自分と妹を、別居する父のもとに連れてきた。その時の母の悲しそうな姿に「母は父と会うのが嫌なのだ」と思った息子は、父のところから戻り「もう父がこなくていいと言った」と母に嘘をつく。だがそれが結果的に、父の死を招くことになってしまった。その苦い経験を持つ男は、今、父となって、嘘をつくことの恐さを息子に教える(第3話)。
  • 605円/550pts
    父、祖父、そして曽祖父。3代続いて42歳で自殺をしてしまう血筋を引いた今泉は、今年とうとうその年齢に達した。言いようのない不安が彼を襲う。だが娘が非行に走り…(第1話)。▼夫が定年を迎え、田舎に移ってきた老夫婦がいる。平凡で、幸せなように見えるこの夫婦にも、20年前に、一人息子をなくすという辛い経験があった(第2話)。▼ミッション校の教授をしている次郎は、兄から、自分の息子を付属の小学校に入れるように口添えを頼まれる。だが、彼は申し出を断り「息子の力を信じろ」と兄に伝える。そう話す次郎もやはり、ひとりの教授から、信じることの尊さを教わったのだった(第3話)。
  • 605円/550pts
    小学6年生の娘がクモ膜下で死んだ。道草をすることも許さず、ただ厳しく教育をしたツケがこれだった。娘の死に際にも、仕事で立ち会えなかったディ-ラ-の父親は、その日の朝方、もうひとりの企業戦士と出会う(第1話)。▼3年間の浪人生活の末、やっと有名私立大学に入学した京太は、伝言ダイヤルに毎月数10万円もかけている。顔を知らない仲間に対してだけ、異常に陽気になれるのだった。そして、伝言ダイヤルの仲間たちと覆面パ-ティ-を開いた後で、彼はひとりの見知らぬ女に声をかける(第3話)。▼前野とみわは会社の同僚だ。以前はよくデ-トもしたし、みわの父親と前野は挨拶もすませていた。だが、みわはもう、彼と会わない決心をしている。だが、前野が関西へ転勤することになり…(第4話)。
  • 605円/550pts
    一軒の書店が焼け落ちる火事が起こった。焼け跡から刺し傷のある焼死体が発見され、死んだ妻の夫で、書店主の原田が容疑者として逮捕された。逮捕直後、彼は犯行を否認していたものの、翌日には犯行を供述。だが彼の弁護人・鶴橋は、何故か、彼が犯人でないと感じ、真相を追い始める(第1話)。▼子供が大事にしていたハムスタ-に4匹の赤ちゃんが産まれた。だが息子が留守の間に、ハムスタ-の親が赤ちゃんを食べてしまう。それを目撃した父は、その事実をどう息子に話していいのかわからない(第2話)。▼別れて暮らす妻に、娘を連れてサ-カスに行こうと誘う夫。だが、彼はいつも約束をしては、それを破ることを繰り返し、それが原因でついに別居にまでしてしまったのだった。男は今度こそは…と約束の場所に急ぐのだが…(第3話)。
  • 605円/550pts
    「少女いたずら事件」を追っていた片田刑事は、現場のそばにある大学の保険センタ-で聞き込み中に、大学生の自殺が増えていることを知る。それが事件に何か関連があるかもしれないと感じた片山は、後日ふたたび保険センタ-を訪れ、そこで不審な学生に出会う(第1話)。▼「自分は父さんの本当の息子ではないのではないか」と、幼い息子に問われてとまどう父。血液型から、やはり自分の本当の息子ではないことがわかるのだが、そこで、自分もまた、父の本当の子供でなかったことを、男は知るのだった(第2話)。▼服飾デザイナ-として成功した男・佐ー間。だが妻は、彼と別れてパリに行くという。18年前、彼の絵の才能を信じて疑わなかった街、佐ー間と彼女が出会った街、パリへ(第7話)。
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    幼い頃、急激に普及したカラ-テレビは、明るい未来の象徴だった。そして、TV局で番組の制作をしている父を、裕子は自慢に思っていた。だがある日、若い女の肢体を執拗に追い続ける父の視線に気づいた裕子は、一瞬で父に幻滅する。そして時が過ぎ、年老いた父は…(第1話)。▼新興宗教の教祖だった母が死んだ。母をうとましく思っていた息子の豊は「おまえは姿も性格も母親似だ」という父の言葉にショックを受ける。だが、十数年後に父が死に、彼が実は、母の子ではなかったことが父の遺書で明らかになる(第2話)。▼両親から受け継いだホテルのオ-ナ-として君臨していた慶子は、幼なじみであり、彼女を慕う支配人の小宮英太にいやがらせをすることを日常の楽しみとしていた。だが、そんな慶子に営業の才覚などあるわけもなく、ホテルの経営状態は悪化の一途をたどった。小宮の奔走で、やっと融資をとりつけるのだが、融資の条件は慶子にホテルの経営から一切手をひかせることだった。そして慶子はホテルを去っていったのだが…(第3話)。
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    病院の院長が補導された息子を引き取りに警察に来た。だが彼も、昔は相当なワルで、警察には度ーやっかいになった人物だ。当時の彼を知る現・警察署長は、彼を更生させたものが何だったのかを問う。すると、意外な答えが返ってきた(第1話)。
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    出版社で働く岡崎には、大事にしている写真があった。そこには、貧しいなりをした母が写っている。この写真を見ながら、彼は、このような貧しい生活に陥るまいと、自分を戒めて生きてきた。だが、彼はこの写真に写っている母の姿を、実は自分が好きだったことに気づく(第1話)。
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    殺人を犯して服役中の息子と会うため、月に二度、男は刑務所へと歩いていく。かつて銀幕で名脇役だった男も今は仕事がなく、やむなく自分で考えた話を、さも出演した映画のように語り聞かせる。そんな日ーをもう12年も続けてきたのだ。そのため、嬉しいはずの息子の出所が決まっても彼の心情は複雑で…(第1話)。
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    北の町で、寒さと飢えで倒れていたところを、実業家・吉村昭也に救ってもらった少年。それから彼はむしゃらに働き、吉村の経営する企業の本部長にまでなった。だが今また、あの少年の頃の「寒さ」が男を襲っていた。自分の20年間の労働に意味はなかったのかと…(第1話)。
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    町井はボケた母を老人ホ-ムに預けている。母ひとり、子ひとりで育った彼は、小さい頃から母のことが大好きだった。その気持ちは今も変わらないと思う。だが、ボケた母と暮らすことは想像以上に大変なことだった。母をホ-ムに預けたことは仕方のないことだと割り切っているつもりなのだが、ただ、母がボケた原因のひとつの引き金を、自分が引いてしまったことが彼を悩ませていた(第1話)。
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    大劇団の主宰・朝川は、金と権力に汚れた男だ。彼は外国ものの人気作品や、小劇団があてた演目を金の力で横取りし、自分のライバルとなりそうな劇団をことごとくつぶして今の地位にのしあがった。今度も小劇団が上演して人気を呼んでいる芝居の上演権を、姑息な手段で手に入れようとしている。だが、その小劇団の主宰は、学生時代、演劇部で同期だった男だった(第1話)。▼たびたびウソの危篤電報を打ち、甥の浩一をを呼びつける叔父は、かつて一族のホ-プだった人物。だが、ある日を境に突然、海辺の街に引っ込んでしまい、それ以来まったくの隠遁者となっている。今度もまた危篤電報で呼びつけられた浩一は、もう二度と叔父のところに訪れることはないだろうと思うのだが、日を経ずして再び届いた危篤電報を前に、また叔父のもとに駆けつけてしまう。そしてそこには、病床に伏す叔父・太の姿があった(第2話)。▼中国残留孤児の一家が、日本から、再び中国に帰ろうとしている。彼らを日本に呼ぶきっかけを作った新聞記者の原は、彼らに別れを告げるため空港にやってきた。だが原は、中国で医師をしていた男・佐藤に「あなたは残留孤児だ」と教えてしまったことが果たしてよかったのか、と自責の念にかられていた(第3話)。
  • 605円/550pts
    殺人事件の容疑者を追って福岡にやってきた刑事の片田は、そこで意外な人物に出会う。その男の名前は矢崎。高校以来の親友で、学生時代、何においても彼の右に出る者はいないような優秀な生徒だった。だが、福岡の地で見た矢崎は、その頃の面影など見る影もなく、一人のチンピラになりさがっていた(第2話)。▼年老いてもなお、まだまだ血気盛んなラガ-マンの小坂は、今だにひとりで、もくもくとラグビ-の練習を続けている。その日もいつものようにラグビ-の練習を終え、シャワ-を浴びるために立ち寄った敬老会館で、小坂は、同じ年代の老いた男に出会う。その日、通常より早い時間に会館が閉まることを知ったその男は、余った時間をどのように使ったらいいかわからずに、とまどいをあらわにしている。そんな老人を見るに見かね、小坂は彼を誘い街にくりだしたのだが…(第3話)。▼病院のベッドの上で、ひとりの老人が臨終の時を迎えようとしている。自分の最後の時が間近に迫っていることを悟った老人は、傍らにいる息子に、ある秘密を告白をする。それは自分が息子・実の本当の父親ではないという衝撃的なものだった。そして本当の両親は、この男の手によって殺されていたのだった(第3話)。
  • 605円/550pts
    正一の家は母子家庭。母親がひとりで切り盛りする自宅の喫茶店には、売れない漫画家の吉岡と八百屋の若旦那がいつもたむろっている。母は日頃、そんなふたりを「人生に失敗した大人」と呼んでいた。だがある日、母親が正一を置いて家を出ていく。学校に警察がやってきて、母は、会社の金を横領した男と一緒だと告げられる。その日、誰もいないはずの喫茶店に帰った正一を、カウンタ-の中から吉岡が迎える。そしてこの日を境に、吉岡と正一との共同生活が始まった(第1話)。▼私立探偵の松本に、代議士から仕事の依頼が入った。最近、娘の様子がおかしいので身辺を調べてほしいという。10日間、娘を尾行した松本は、特に何もなしと代議士に報告するのだったが、9月20日頃、娘がひどくおびえた様子だったという母親の供述が気にかかり、再調査をはじめる(第3話)。▼母親が死んだ。だが、母の死を本当に悼む子供は、兄弟4人の中でひとりとしていない。何故なら母は、おせっかいやきのお調子者で、他人の言いなりに金を貸してしまうため、兄弟が全員働き出しても、いつも家には金がない状態だったからだ。そして月日が経ち、ある日末弟の純に、母の気持ちが痛いほどわかる日が訪れる(第7話)。
  • 605円/550pts
    今や、押しも押されぬ世界有数の自動車メ-カ-となった日豊自動車。その創設者のひとりである岡田宗介が、死を迎えようとしている。彼は優秀なエンジニアでありながら、役職につくことを拒み続けてきた男だった。何故、彼はそのようにひっそりと生きつづけなければならなかったのか?(第1話)。▼都会の片隅で、少女が瀕死の状態で発見された。身元を偽って生活していたために、彼女の年齢も、住所も、本名さえも、知るものは誰もいない。田舎から東京見物にきた、ただそれだけだったのに、それから2年後、都会に飲まれるように、彼女は死を迎えようとしている…(第2話)。▼津ー井太は妻と一児を持つ平凡なサラリ-マン。最近、郊外にマイホ-ムを建てたばかりだ。だがそこに、突然老女が訪ねてきた。彼女の名前はサチ。父の愛人だった女だ。だが、ボケてきているのか「自分は太の母親だ」と言い張り、家に居座り続ける。そこに津ー井の転勤話が起こって…(第5話)。
  • 605円/550pts
    可奈は、これから売り出し予定の新進デザイナ-。広告代理店の後押しも得て、念願だった新宿の摩天楼を見渡す部屋に自分のオフィスを構えることもできた。だが、これから売り出そうというその時、可奈は突然病に倒れてしまう(第1話)。▼入社以来約30年ライバル同士だった横田と山脇は、互いの出向をきっかけに初めて打ち解けた会話を交わす。友情を温め合ったふたりは、出向先へと赴任する途中で温泉に立ち寄ることを計画。そこで、入社して以来初めての心の安らぎを得るのだった。互いの今後の検討を祈り合って別れた日から一年後、横田はあっさりと死を迎える(第2話)。▼資金繰りがつかず、会社を倒産させてしまった小坂は、妻と小さな息子を連れて自殺をするために熱海にやってきた。生命保険で借金を返済しろと、サラ金業者につめ腹をきらされたためだ。だがそこで、息子がひどい熱にうなされてしまう(第4話)。
  • 605円/550pts
    同じアパ-トに住み、同じように貧しい学生時代を過ごした3人の男、君塚、吉田、江藤。彼らは今、それぞれ判事、市会議員、エリ-ト会社員となり、社会で一定の地位を得て暮らしている。だが、そんな彼らの元に、一通の手紙が届いた。差出人は瑛子。かつて彼らを兄のように慕い、そして彼らが弄んで捨てた女からだった(第1話)。▼終戦の混乱期に、サハリンで娘・ユリと生き別れた岡田。それから37年の歳月を経て、岡田は自分の娘らしき人物が写った一枚の写真を目にする。彼は娘が生きていることを確信し、矢も立てもたまらず、サハリンへと渡る(第4話)。▼昼は、会計事務所で働き、夜は大学に通う千代子には恋人がいる。彼の名は尚一。同じ大学に通う学生で、昼間は不動産会社に勤務している。だがある日、千代子のもとに、突然警察官が訪れた。尚一が、客から預かった金を持って逃げたというのだ(第3話)。
  • 605円/550pts
    元・私立探偵、白鳥英悟は「過去を消す」商売をする女・白鳥さゆりの相棒を務めている。今夜もパ-ティ-で、彼女の噂を聞きつけたひとりの女が過去を消してもらうべくさゆりのもとを訪れた。一流企業社長の息子と結婚が決まったため、特殊浴場で働いていた過去を消したいという(第1話)。▼テレビ局でレポ-タ-を勤める綾子は一児の母。仕事で飛び回って、子供もろくにかまってやれない。それどころか、会社社長の藤本からのプロポ-ズに応える心の余裕さえも失っていた(第3話)。▼監督・吉田のOKの声で、新人女性を起用したCM撮りが終了した。だがそこに現れた代理店のプロデュ-サ-・川村が、イメ-ジが違うと文句をつけだす。とりあえず再撮を明日とし、吉田は解散を指示するのだが、生真面目なモデルは、再度練習を申し出る。だが、練習の最中に、突然彼女は心臓麻痺を起こして死んでしまった(第4話)。
  • 605円/550pts
    緑川道夫は売れっ子の俳優だ。次ーと大量の仕事を引き受け、初めての出産を迎える妻が難産だと聞いても、病院へ行こうともしない。彼は仕事がなくなるかもしれないという恐怖感から、仕事の量を減らすことができないのだった。やっと重い腰を上げて妻のもとにやってきた緑川は、子供が産まれてすぐに死んだことを告げられる(第1話)。▼母親との確執から家を飛び出していた麗子は、父の葬式のために11年ぶりに里帰りをすることになった。だが、彼女は焼香をすませると、またすぐに家を出ていく。母親は喪主であるにもかかわらず、葬儀をほっぽり出し麗子を追いかけるのだった(第2話)。▼鶴橋は新宿のゴ-ルデン街に事務所を構える、うだつの上がらない弁護士。せっかく企業から請け負った訴訟も、企業を弁護する立場にも関わらず、正義感から訴訟した側を援護することになってしまった。おかげで顧問弁護士の座はフイ。恩師にも「娘はやらん!」と見切りをつけられてしまう。そんな彼のもとに、ゴ-ルデン街で生活する、馴染みの喫茶店従業員・みどりが相談にやってきた(第4話)。
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    朝のラッシュ時に踏切事故が起きた。当分、電車は動かない。朝の会議にサラリ-マン人生がかかっている吉沢は、何とか会社に辿りつこうと右往左往するが、やることなすことすべてが裏目に出て、なかなか会社に行くことができない。時間は虚しく過ぎていくばかり。事情を説明すべく会社に電話を入れるが、会議に遅れた吉沢に対して、上司はその理由も聞かず、頭ごなしに怒鳴り付ける(第1話)。▼町長選挙のまっただ中、候補者の大村はなりふり構わず票集めに奔走している。そのためには、体の調子が悪い叔父でさえも、外に駆り出すことを辞さない。彼をここまで追い立てるもの…それは、この町と叔父に対する復讐心だった(第2話)。▼サラリ-マン石原の役職は課長だ。だが、自分が支持してきた役員が派閥争いに敗れたため、そのとばっちりを受け、課が縮小されることになった。縮小のためには、課員を一人子会社に出向させなければならない。ひとりの男性課員が標的となるが、彼は一週間、家庭の事情で欠勤をする。だがその間、石原はずっと不審な男につけまわされる(第6話)。
  • 605円/550pts
    台風がくると発生する女子大生連続殺人事件。その捜査にあたっていた片山刑事は、ある週刊誌の連載記事に載った大学と、殺された女子大生の通う大学が一致していることに気づく。そして、次の台風がやってきた日、片山をはじめとする捜査員は、次の標的となる女子大学周辺に張り込み、犯人を待つのだった(第1話)。▼北国の町で、銀行の支店長と女性行員の心中事件が起きた。だが、検事の森脇は、心中ではなく、銀行の贈収賄に関連した他殺と判断。自ら調査に乗り出すが、その途端、彼は命を狙われる(第3話)。▼銀行の幹部を全員、贈賄容疑で逮捕した森脇。だが本当の目的は、支店長らを殺害した犯人を、この拘留期間に見つけるための別件逮捕だった。しかし逮捕者全員に、事件当日のアリバイがあることが判明。捜査は手詰まりとなったかに見えた。森脇はそこで、自分を轢き殺そうとした犯人を、車のナンバ-からわりだし、逮捕する。だがその人物は、彼の恩師だった。そして恩師の口から、事件の全貌も明らかにされる(第4話)。
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    麻薬常習者だったという過去を背負った女・由起。だが、それを一時の過ちと理解してくれた男と結婚、夫とともに郊外に転居してきた。だが由起は、牛乳配達人と話しているところを、噂好きの警察官の妻に見られてしまう。何もやましいことはないのだが、妙な噂を流されているのでは…とどんどん妄想が広がる。そんな時、警官の妻が、彼女をジョギングに誘った。だがジョギングの途中、さらに妄想に取り付かれた由起は、警官の妻を突き飛ばし、彼女を殺してしまった(第1話)。▼娘の結婚を控え、刑事の父娘が旅行をすることになった。だが娘は、妻子あるほかの男を愛していた。仕事、仕事でいつも家庭のことなど何も知らなかった父。今の娘の状態についても何も気づいていないだろう。だが、旅先の旅館で娘は、父が昔ここで、悲しい恋を終えていたことを知る。その時父は「実らせることができない愛なら、辛くても諦めるべきだ」と語っていたことを旅館の女将から聞かされる。その言葉に、父が何故この旅館に自分を連れてきたのか、娘は痛いほど理解するのだった(第2話)。▼新聞社社会部きっての記者だった前田は、突然田舎の支社に左遷された。くさった前田は、仕事をする気も起きない。そんなある日、一件の火災が発生。両親が死に、娘がひとり生き残った。だが、そこに前田は事件の匂いを嗅ぎとり、火災が病身の両親の看病に疲れた娘が起こした放火だったことを突き止める。スク-プに成功した前田。だが、その記事が、娘を自殺に追い込んでしまう(第3話)。
  • 605円/550pts
    少年はじめは、飲んだくれの父親に、学校へも行かせてもらえず、働いている。ある日、新任の女教師が、はじめを学校へ来させるように、父親に直談判にやってきた。だが、激怒した父は暴力に訴え、はじめは頭部に怪我を負ってしまう。そして、もうろうとする意識の中で、彼は手に斧を握りしめるのだった。意識を取り戻した時、父は頭を割られて死んでいた。だが、やってきた伊勢湾台風によって、家も、父の死体も、何もかもが押し流されていく。歳月が過ぎ、はじめは、女教師の保護のもと成長し、医者となっていた。だが、ある日、工事中に発見された白骨遺体が、父のものであることに気づく(第1話)。▼頭蓋骨の傷が生前についたものか、死後についたものかを確認するため、はじめのもとに父の遺体が運ばれた。23年ぶりの父との対面。確かに、頭蓋骨には、あの時彼がつけた傷が額に刻まれていた。死後の損傷によるものと警察に報告し、それですべてが終わったかのように思えたその時、女教師が衝撃的な告白をはじめる(第2話)。▼女性新米刑務官の田村と、収容者の村上優子は、何かにつけて衝突する間柄。優子は、幸せな結婚生活を送っていたのに、ふとしたことから知り合った男と関係を持ち、横領事件に関わってしまった女だった。そして、彼女は離婚した夫や子供に、許してくれるのなら、12月1日の午後1時に、紙ヒコ-キを投げ入れてほしいと手紙を書き続けているのだと、ある日、田村に打ち明ける。だが、その時間は、優子は作業に従事していて部屋の外に出られる時間ではなかった(第3話)。
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